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佐藤照雄 「金の腕輪」 F50号


























リアリズムに徹した写実絵画で人気を集めた佐藤照雄。
1926年(昭和元年)朝鮮出身の画伯は、東京美術学校(現・東京芸術大学)で
安井曽太郎に学びました。
その後、'60年より新制作協会展に出品を始め、'71年、'73年、'74年に安井賞展に
選抜され入選を重ねました。
そして、日動画廊で開催された「現代の裸婦展」や「太陽展」などに出品を続け、
近年は個展を中心に活躍しました。
画伯は2003年に惜しまれつつ逝去されましたが、西洋の古典名画を彷彿とさせる
写実的絵画は、今なお衰えることなく高い人気を誇っています。
増田常徳、鈴木マサハル、北久美子らと同等クラスの評価です。


 作家名   佐藤照雄
 タイトル   金の腕輪
 技法   キャンバスに油彩
 サイズ   F50号 
 額サイズ   タテ137cm×ヨコ110.5cm
 サイン   画面右下にサイン・制作年、裏木枠にサイン・タイトル・制作年
 状態   作品は良好。額縁はだいたいキレイです(前面アクリル)。布タトウ箱・黄袋
 略歴


 1926年 朝鮮出身 京城師範、普通科修
 1943年 東京美術学校で安井曽太郎教室に学ぶ(中退)
 1960年 新制作展出品(以降7回出品)
       個展開催「地下鉄・泉シリーズ」「広野シリーズ」
 1971年 安井賞展入選(同73、74年)
 1972年 新鋭選抜展出品(同73年)
       個展開催「続広野シリーズ」
 1975年 海を描く現代絵画コンクール展入選
       現代の裸婦画展、太陽展招待出品(日動画廊、以降出品)
       個展開催(松坂屋本店)
 1976年 個展開催(椿近代画廊 )
 1978年 個展開催「現代リアリズムとは」(伊勢丹)
 1979年 個展開催「音楽家」(日本橋画廊)
 1981年 個展開催(朝日生命ギャラリー)
 1983年 個展開催(松坂屋本店、伊勢丹浦和店、静岡店、等)
 1985年 自選展開催(くまい画廊)
 1989年 個展開催(始弘画廊)
 1996年 個展開催(練馬区立美術館)
 1998年 個展開催(ギャラリー東松山)
 2003年 歿(享年76歳)


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