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倉地比沙支 「囚われた体系 '94-U」 S25号























 作家名   倉地比沙支
 タイトル   囚われた体系 '94-U
 技法   リトグラフ・エッチング作品
 サイズ   S25号 86.3x85.8cm 
 額縁サイズ   107.0x106.0cm
 サイン   直筆サイン・題名。 ed. 1/15.
  裏に、伽藍洞ギャラリーシール。
 状態   作品の状態は、良好です。 額装の状態も、概ね良好です(小キズあり)。
  ボール箱付き。
 略歴


倉地 久(比沙支)  Kurachi Hisashi

職名:愛知県立芸術大学教授

教育活動
[学部]
 愛知県立芸術大学油画実技I-IV、油画特別演習I-IV
[大学院]
 版画・版表現A、版表現材料研究A、版表現理論研究A、修士作品

学位
修士(芸術) 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻

学歴
1984
 愛知県立芸術大学美術学部絵画専攻油画卒業(芸術学士)
1986
 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了(芸術修士)
1987
 愛知県立芸術大学大学院研修生 修了

専門分野
版画・版表現 printmaking
間接表現 Indirect expression

研究課題
リトエッチング(平凹版)の表現とその可能性
版表現による表現とその可能性・印画紙焼き付けによる版表現の可能性

研究教育実績
[個展]
1985-2010 
 東京、名古屋その他
[主な展覧会]
2000 
 石田財団受賞記念展(電気文化会館・名古屋)
2001 
 版の表象(愛知県美術館・名古屋)
2002 
 高知国際版画ビエンナーレ(高知和紙博物館・高知)
 第6回日本・ハンガリー現代版画展(上山田文化会館・長野)
 第12回ソウル国際版画ビエンナーレ(ソウル・韓国)
2004 
 倉地比沙支の世界(大口町歴史民族資料館)
 現代の版画(黒部美術館)
 モノスケープ MONO SCAPE +GalleryB,布袋(愛知)
2005 
 現代版画の潮流展(町田市立国際版画美術館・町田市・東京)
2006 
 クラコウ国際版画トリエンナーレ(クラコウ・ポ−ランド)
 エプソンカラーイメージングアワード (東京アートフォーラム・有楽町)
2007 
 Show me THAI - みてみ☆タイ(東京都現代美術館・東京)
 Wリアリティ 現代版画ナゴヤ(愛知県美術館)
2008 
 マキシグラフィカ (京都市美術館)
2009 
 倉地比沙支の世界(大口町歴史民俗資料館・愛知)
2010 
 愛知 アートの森(愛知)、セントレア会場(中部国際空港)常滑プロジェクト、
 堀川プロジェクト
 日本当代版画招待展 (浙江省美術館・中国)
 PLATE/ Print Exhibition 「版・印−日本」(国立台湾美術館
 National Taiwan Museum of Fine Arts・台湾)
 The Futurity of Contemporary Print Art 2010 International symposium
 and Exhibition(台湾・台北)

 牧歌的な閉塞感を意識した冷笑的な題材を、即興性や偶然性を排除し極力創り込むことによって、自身を支える「ナマ」のようなものが見出せるのではないかと考えています。凹凸を伴う明快な版画表現で培ってきたしくみを転化させ、黒色のトーンの深さや素材が一元化される構造に注視した印画紙焼付けという技法を使用し、新たな版表現を試みています。モノトーンに近い表情は、豊かな色彩を消失させる事によって、作品の本質を際立たせ、逆説的なリアリティをもたらす効果があるのかもしれません。
タイ・台湾・韓国・バングラデッシュなどアジア諸国でのレジデンスや展覧会で得た経験も、自分の作品に生かされているように感じます。

所属学会・団体
日本版画協会
現代版画ナゴヤ
大学版画学会
名古屋市民芸術祭美術企画委員
ファンデ名古屋 審査委員

社会的活動
1997 
 平凹版による表現とその可能性(講義及び実演)(バングラディッシュ・ダッカ大学)
1999 
 平凹版による表現とその可能性(講義及び実演)(タイ・シルパコーン芸術大学)
2001 
 平凹版による表現とその可能性(講義及びワークショップ)(町田市立国際版画美術館)
 収蔵作品設置及び企画参加 長久手町福祉事務所
2003 
 メゾチント技法による表現(講義及び実演)(大口町歴史民族資料館)
2004-2007 
 日進市美術展 審査
 長久手文化の家、絵画コンクール油画部門 審査
2006-2007 
 PrintsTokyo2007東京国際版画展運営委員として企画及び展示など運営に参画
2006 
 シルパコーン大学・愛知県立芸術大学・東京芸術大学等による学生版画交流展
 の企画参加
2007-2008 
 現代版画ナゴヤを母体に持つ、「Wリアリティ」・「Dual-Life」の企画参画及び運営
2008-2011 
 名古屋市民芸術祭企画委員として展覧会企画参画及び運営に携わる
2009-2012 
 ファンデ名古屋企画審査委員として、
2010-2012 
 大学版画学会事務局長/学会主催による展覧会「版の時間」実行委員長

受賞歴 ・買い上げ等
[受賞歴]
1986 
 修了制作買い上げ保存賞
1986-7 
 大学版画展買い上げ保存賞
1994 
 日本版画協会 協会賞・ ARTBOX大賞
1995 
 石田財団奨励賞
1997 
 版画協会準会員賞
1999 
 ノルウェ−国際版画トリエンナ−レ賞
 台湾国際版画ビエンナ−レ 銀賞
2005 
 カラーイメージングアワード
 グラフィック部門エプソン賞
 クラコウ国際版画トリエンナーレ(ポーランド)
 ワルシャワ芸術アカデミー理事長賞
2006 
 名古屋市芸術奨励賞(名古屋市)
2007 
 SPECIAL AWARD特別賞SPRIT GRAPHIC BIENNIAL(クロアチア)
2009 
 バンコク国際版画トリエンナーレ 優秀賞
[パブリックコレクション]
 愛知県立芸術大学芸術資料館(愛知)
 TIKOTINMUSEAM(イスラエル)
 町田市国際版画美術館(東京)
 北の谷美術館(千葉)
 ダッカ大学(バングラディッシュ)
 シルパコーン芸術大学(タイ)
 ブラファー大学(タイ)
 台北美術館(台湾)
 ノルウェートリエンナーレ(ノルウェー)
 ペーチガレリア美術館(ハンガリー)
 黒部市美術館(富山)
 中国版画学会
 長久手中央図書館(長久手町・愛知)
 長久手保健センター(長久手町・愛知)
 大口町歴史民族資料館(大口・愛知)
 ワルシャワ芸術アカデミー(ワルシャワ・ポーランド)




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