<その9>に戻る


福井良之助 「石の家」 M6号




















   
 作家名   福井良之助 
 タイトル   石の家
 技法   キャンバスに油彩
 サイズ   M6号 
 額サイズ   46x62.7cm
 サイン   作品左下にサイン 
 状態   作品の状態は、ほぼ良好です(少スレあり)。
  額装の状態も、概ね良好です(少々小キズあり)。
 略歴


福井良之助( ふくい-りょうのすけ )

1923年 12月15日東京府北豊島郡に生まれる。
    聖学院中学で島野重之の教えを受ける
1938年 家の近くに住む井口勇にデッサンと油彩を教わる。
1940年 東京美術学校工芸科予科に入学。内藤晋治の指導を受ける。
1944年 東京美術学校工芸科本科を繰り上げ卒業。
    卒業後は家族の疎開先岩手県西磐井郡一関町に帰る。
    太平洋画会一等賞受賞
1945年 兵役に就く。同年除隊。
1948年 一関中学校の図画教師となる。
1946年 第41回太平洋画会展で「みちのくの冬」が初入選一等賞受賞
    商業デザインの仕事に従事しながら画家を目指した。
1954年 第18回自由美術展で「窓」が佳作賞(優秀作家賞)受賞
    しばらくは同展に出品して入選を重ねるも、無所属となった。
    孔版版画の制作を始める
1951年 謄写版による習作を制作する。
1952年 6月頃、仙台の鈴木陶器店2階で個展。上京。
1955年 この頃から、本格的に孔版画の制作を始める。
1959年 版画の個展でアメリカ画商に認められ、国際版画展出品
    個展開催(日本橋画廊)
1961年 第6回日本国際美術展招待出品。ニューヨークで個展開催。
1962年 第5回現代日本美術展招待出品。(同64年)
    海外個展開催(ニューヨーク/ウエイ画廊) 
    国際版画ビエンナーレ展出品(国立近代美術館、同64年)
    現代日本版画展出品(ミラノ)
1963年 第7回日本国際美術展出品。リュブアナ国際版画ビエンナーレ展参加
    アメリカで個展('64)
1964年 シカゴ文化祭全米十人選抜作家展招待出品
    東京国際版画ビエンナーレ展出品
    現代日本美術展出品
    海外個展開催(シカゴ/ギルマン画廊)
1965年 油彩画にも力を入れ始め、セピア調の古典的な作風を確立した。
     風景、静物、人物、舞妓をモチーフ。
     繊細な描法と渋く深みのある色彩を駆使して制作  
    個展開催「油絵画展」(日本橋画廊)
1966年 渡欧(フランス、スペイン、イタリア)
    個展開催(日本橋画廊、同67年)
1967年 国際形象展に招待出品
    オーストラリア、ニュージーランド、ニューギニア取材旅行
1968年 画集刊行「福井良之助作品集 1963-1967」(美術出版社)
1969年 個展開催(名古屋松坂屋)
1970年 個展開催(西美会倶楽部)
1972年 個展開催(大阪高島屋) 
    渡欧(オランダ、フランス、デンマーク)
    自選展開催(ギャラリーふくだ)
1973年 渡欧(オランダ、フランス、ベルギー、スペイン)
    現代日本美術展(現代美術二十年の展望)出品
    個展開催(フジヰ画廊、同75、85年)
    画集刊行「福井良之助作品集」(求龍堂)
1976年 中国・イラン取材旅行
1978年 ミニアチュウル展開催(フジヰ画廊) 
    画集刊行「窗-福井良之助ミニアチュウル画集」
1979年 渡欧(オランダ、フランス、ノルウェー、フィンランド) 
    ソ連文化省に招待される
1981年 福井良之助自選展開催(三越美術館)
1985年 第9回長谷川仁記念賞受賞
1986年 7月9日。神奈川県で没(享年62才)
1987年 7月9日『回想の福井良之助(私家版)』がサン・アートより刊行。
1990年 福井良之助孔版画展(ギャラリー椿)
2005-2006年 佐倉市立美術館、高崎市美術館、岩手県立美術館で『福井良之助孔版画展』開催。

【主な収蔵先】
東京国立近代美術館、ニューヨーク近代美術館、三重県立美術館、岩手県立美術館、他


 評価  
 発送  


Yahoo!かんたん決済がご利用いただけます